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![[買う前]に計画しておくお金](images/top_ttl.png)

買える物件の価格は頭金とローン借入額の合計で決まり、買うときには諸費用も必要だ。「ローン借入額は“返せる額”から計算するのが鉄則です。返済額は収入の20~25%以内に抑えるのが目安でしょう」(久谷さん)。さっそく次ページで借入額の目安を計算してみよう。


家を買うときには、契約時などに各種の税金やローン借入費用などがかかる。これらの諸費用は新築で住宅価格の3~5%、中古で6~8%程度だ。原則として住宅ローンでは借りられず、自己資金で用意する必要がある。諸費用ローンが使える場合もあるが金利は高めだ。

頭金は契約時の手付金になるほか、引き渡し時の残金にも充当する。価格の2割以上が目安だ。頭金が不足気味なら、親からの贈与の活用も検討しよう。今年中に贈与を受け、来年3月15日までに引き渡しを受ければ1110万円まで贈与税が非課税となる。

ローン借入額の目安が分かれば、買える物件価格のメドが立ち、諸費用など必要な額も計算できる。そのためにはまず自分が返せる額を知り、そこから借りられる額を逆算するようにしたい。銀行が「貸してくれる額」から計算すると、返済が苦しくなりがちだ。


頭金が多いほど予算を増やしたり、ローンの借入額を少なく抑えることができる。とはいえ、貯蓄のすべてを頭金として吐き出すのはNGだ。「安心な額は人それぞれですが、教育費など2~3年以内に使う予定のある資金のほか、もしもに備えて半年~1年分の生活費は手元に残しておきましょう。」(久谷さん)
いくら借りられるかではなく、いくら返せるかで考えよう。
次のSTEPに沿って、自分が無理なく返済できる借入額を計算してみよう。

いくら返せるかは現在の家賃から考えると分かりやすい。住宅購入のために積み立てている額を加えてもよいが、管理費など購入後に毎月かかる諸経費分は差し引こう。


ローンの最長返済期間は基本的に35年。一般的には収入のある定年前までに完済するよう計画する人が多い。下の例に沿って、自分が収入を得られる年齢から借入時の年齢を引いて返済期間の目安にしよう。




金利やボーナス時加算の有無など、返済条件が変われば借入可能額も変わる。「金利上昇リスクのない固定金利で計算しましょう。景気に左右されやすいボーナス時加算の利用は控えめに」(久谷さん)

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